marutomu_なんちゃってマーケティング

はったりマーケターのメモ書き

マーケティングの基本はデータの活用

 

マーケティングって、閃き(思いつきとも言う)が大事だと思うのですが、それだけでは社内を説得することはできないと思います。
それは、仮説にはなっても検証がされていない。イコール事業として進めるための根拠がないからです。
そのためにデータが必要となります。
データの定義というよりは、どう使うかという視点で書いてみます。

定量と定性

この2つはセットで考える必要があります。
定量データを使って仮説を立てて、定性調査で検証する。
②定性調査で仮説を立て、定量データで検証する。の2つのパターンがあると思います。

例えば、新商品の企画を例に。
①の場合
定量データ:自車とその属するカテゴリー、および競合車の
「販売実績(数量/シェア)推移」「販売構成(価格、種類)」「顧客属性(デモグラ、商品満足度)」などを見て、自社新商品のポジション、勝てる可能性の仮説を立てる。方向性やコンセプトを。
・定性調査:ターゲットとなるだろう層に、定量データから導かれた方向性、コンセプトの受容性をアンケート調査や、グループインタビューなどで検証し、マーケティング戦略の次のステップにすすむ。

②の場合
基本的には、定量と定性が逆になるのですが、
・定性調査:数値ではなく、感覚かもしれませんが、気づきを得る。
定量データ:その気づきを定量で検証して、ちゃんと事業規模があるかを確認し、次のステップにすすむ。

次以降

というのは、昔からの手法ですが、ここ数年デジタル化でn1データを使ったマーケティング手法も出てきました。

初期は、n1は少数意見という扱いで、大きな投資や大きな収益という企画の中では、ともすれば重要視はされていなかったと思います。
それがデジタル化の進展で、n1データの活用も変わってきたと思います。

「デジタルマーケティング」という言葉もありますが、n1データの話を含め次回以降に。